げこる『ゆきくに』
この度、Gallery Yukihiraでは、げこる個展「ゆきくに」を開催いたします。
げこるは、厚く塗り重ねられた絵の具の集合体から浮かび上がる「ねこのようなもの」を見つけ出す行為を通して、私たちが普段見過ごしている自己と他者の境界線の曖昧さを描いています。絵具の重なりが創り出す抽象的なイメージと鑑賞者の視覚体験が交差することで、それぞれの記憶や感情が想起され、個々の視点を反映した多様な解釈が生まれます。
本展では、げこるが国立市やその周辺の土地をテーマに作品を制作しました。国立市は隣接する都市の影響を受けながらも、文教地区として独自の文化を築いてきました。げこるはこの街をフィールドリサーチし、国立が持つ多層的な文化、自然、そして人々の織りなす風景を作品に反映させました。
さらに、関連イベント「げこるぺいんと」では、来場者が持参した私物に、げこるがその場でペイントを施し展示いたします。日々変化しつづける本展「ゆきくに」をどうぞお楽しみください。
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【関連企画:げこるぺいんと】
げこる在廊中に限り、お客様がお持ちになった物に、げこるが即興ドローイングをいたします。出来上がった作品は会期終了まで会場で展示させていただきます。
価格:税込3,300円〜(大きさによって異なります)
開催予定日:10月5日、12日、18日、20日(時間はXをご確認ください。)
※作品は会期終了後に着払い発送または会場引き取りとなります。
※受付はげこる在廊時のみとなります。在廊予定は作家SNS(https://x.com/gekoruna)をご確認ください。
※単色ドローイングとなります。描くモチーフや大きさなどは全て作家におまかせとなります。
※物によっては会場にて受付をお断りする場合がございます。あらかじめご了承ください。
【参考画像】
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【開催概要】
会期:2024年10月5日(土)~10月20日(日)
12:00~19:00 ※月曜日・火曜日・水曜日休廊
場所:GalleryYukihira(アクセス)
※本展はKunitachi Art Center 2024(https://www.kunitachiartcenter.jp)に参加しています。
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【作家プロフィール】
げこる
個展
2024 「あわい」SUNABA GALLERY (大阪)
2023 「このあいだ」LIGHT HOUSE GALLERY(東京)
グループ展
2024 「199X13」YOD Editions(大阪)
2024 「GIRLS FLOATING」 YOD TOKYO(東京)
2023 「199X12 ふゆやすみ」 Gallery Yukihira(東京)
2023 「人形と仮想 」 Miaki Gallery(東京)
2023 「My Favorites 3」 Anicoremix Gallery(東京)
2023 「いることの深呼吸」Art Gallery Shirokane 6c (東京)
2023 「MINI◯」Sansiao Gallery(東京)
2023 「空き地」納屋 (神奈川)
2023 「月会」カフェギャラリー きのね(大阪)
2023 「ドローイング展 はつはる」新宿眼科画廊(東京)
2022 「199X11」 YOD Editions(大阪)
2022 「はればれ ほがらか すてき その、」 アトリエ三月 (大阪)
2022 「GEISAI#21」東京ビッグサイト(東京)
2022 「げこる+」rusu(東京)
装画
2023 「現代の皮膚感覚をさぐる 言葉、表象、身体」春風社 / 平芳幸浩 著、装丁 コバヤシタケシ
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参考作品
個展「ゆきくに」のためのフィールドワークスケッチ
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お問い合わせ先
Mail:info@yukihira.net(代表・福嶋幸平)